治療後の食生活
治療が完了した後に注意した方がいい食生活について説明します。
インプラント治療をした後は、自分の本当の歯があったときのように食事をすることができます。歯がなかったときや入れ歯では噛みきることが難しかった食品も、インプラントの治療後はストレスなく食べることができるようになります。そのため食事のスピードも早くなって食生活を楽しむことができるようになります。
食べ物をしっかりと噛み砕いて体へ送ることができるので、胃や腸への負担も減って体の健康維持にも役に立ちます。しかしあまりに固すぎる食品を食べてしまうと人工の歯や埋め込んだ人工の歯根が破損する心配もあります。そのため注意した方がいい食べ物を紹介します。
次の食品を食べるときには、インプラントや残っている歯を割ってしまう危険性があることを知っておいてください。「氷」や「飴」を食べるときには、噛み割らないようにしてください。ナッツ類や栗などの「殻」や「種」を食べるときには、歯で噛み割らないようにしてください。「かた焼きせんべい」や「固いお菓子やパン」など極端に固い食品を食べるときには、念のため注意してください。小さく割ってから食べるようにするか、飲み物で少しふやかしてから食べるようにするといいと思います。食べていてインプラントに違和感や痛みが出たらすぐにかかりつけ医へ連絡して受診するようにしてください。
人工歯の中でもインプラントをネジでつけるための穴を持っているタイプのものがあります。この穴を「アクセスホール」と言います。アクセスホールがある場合には、ないタイプのものよりも人工歯の面積が少し小さいので若干割れやすくなります。特に注意してください。