インプラントの基礎知識

インプラントの構造

 

 

 

人間の歯は永久歯を失うと二度と生え変わることはありません。従来は失った歯を補う方法は、入れ歯を使うくらいしか方法がありませんでした。しかし入れ歯の場合はものがうまく噛めないとか言葉の発音がおかしくなるとか長くつかっているとガタついてくるなど不自由なことがありました。そこで登場したのが新しい治療法となる「インプラント治療」なのです。

 

 

失った歯の代わりになる人工の歯がインプラントであり、第二の永久歯となります。人工の歯根をあごの骨の中に埋め込んでその上に歯とほとんど変わらない人工の歯を入れます。インプラントは見た目にも本物の歯そっくりですが、見た目だけではなく本物の歯と同じような感覚で噛むことができるのです。

 

 

 

インプラントの構造について説明します。
インプラント治療ではあごの骨の中に人工の歯根を埋めるので手術をしなければいけません。
あごの骨に穴をあけ人工の歯根を埋め込んで、骨と結合してから人工の歯をかぶせていくのです。

 

 

インプラントの構成は3つの部品からなっています。人工歯根である「フィクスチャー」と連結部分である「アバットメント」と人工歯である「上部構造」です。

 

 

 

インプラント治療は保険適応外の自由診療です。そのため1本あたりの費用は30万円前後かかります。しかし保険適応で行うブリッジ治療のように両サイドの健康な歯を削る必要がありません。入れ歯のようにガタつくこともなく自分の歯と同じようにして噛むことができるのです。

 

 

きちんと手入れをして定期的にメンテナンスをすれば、インプラント治療は半永久的にその効果を発揮します。