インプラントの基礎知識

適さない人

 

インプラント治療には適した人と適さない人がいます。あごの骨がしっかりとしている人ならばインプラント治療をすることができます。しかしあごの状態を事前に検査してインプラント治療に適しているか確認することになります。

 

 

検査をした結果、あごの骨がすり減っているとか、歯の周りに骨がないとか、骨の厚みがないと判断されると治療を受けられないこともあります。

 

 

骨粗鬆症の人でインプラントを固定する骨がスポンジ状になって弱くなってしまっている場合にもインプラント治療は適さないと思います。

 

 

こうしたあごの骨が原因で治療を受けられないケース以外にも、インプラント治療を受けられない場合があります。

 

 

妊娠中の人、歯根部分に感染症のある人、あごの骨が成長過程の未成年者も治療の制限を受けると思います。インプラントの材質にチタンを使っているため、チタンアレルギーの人も適さないと思います。インプラント治療の後には、アルコール摂取を制限されるのでアルコール依存症の人も治療に適さないと思います。

 

 

治療前には医師と十分にカウンセリングをする必要があります。そのため精神疾患などを抱えていて医師との意思疎通が難しい人も治療の制限を受けると思います。

 

 

インプラント治療では、治療後のケアも必要なので、きちんと通院できない人や口腔内環境のケアができない人は治療に適さないと思います。いずれにしてもまずは歯科医院にて検査を受けて歯科医師と相談してみるといいと思います。